教科書に「〜くれる」の文法についていくつかのルールを書いてあります。その1つは「他の人が私あるいは私の家族に、何をくれたとき」に「〜くれる」を使います。

例えば、「田中さんは私に花をくれました。」という文は多分間違いはないと思いますが、その他、教科書はこういう文がありました。

❌渡部さんは弟に自転車を買ってあげました。
⭕️渡部さんは弟に自転車を買ってくれました。
⭕️伊藤さんは姉に本を貸してくれました。
⭕️鈴木さんは弟に取引先を紹介してくれました。

でもこれを見て、私の日本人の友人がとてもおかしいと思っています。彼女の話によると、「くれる」は「他の人が自分に何かをくれる」時だけに使います。家族の場合は「あげる」を使います。
一体これらの文は正しいかどうかぜひ教えてください。

Question

教科書に「〜くれる」の文法についていくつかのルールを書いてあります。その1つは「他の人が私あるいは私の家族に、何をくれたとき」に「〜くれる」を使います。

例えば、「田中さんは私に花をくれました。」という文は多分間違いはないと思いますが、その他、教科書はこういう文がありました。

❌渡部さんは弟に自転車を買ってあげました。
⭕️渡部さんは弟に自転車を買ってくれました。
⭕️伊藤さんは姉に本を貸してくれました。
⭕️鈴木さんは弟に取引先を紹介してくれました。

でもこれを見て、私の日本人の友人がとてもおかしいと思っています。彼女の話によると、「くれる」は「他の人が自分に何かをくれる」時だけに使います。家族の場合は「あげる」を使います。
一体これらの文は正しいかどうかぜひ教えてください。￼

rurunohu · Answer

自分が登場する場合は
あげる　はそれをしたとき
くれる　はされたとき使います。
今回は渡部さんも弟も他人です。
ですので、自分に近しい「弟」を自分側にして、くれるを使います。

渡部さんは弟に自転車を買ってあげました。は、自分が渡部さん側についてるので変です。

Suppentasse · Answer

既に答えている方が二人もいらっしゃるので、補足だけ。

「渡部さんは弟に自転車を買ってあげました。」は文法的に可能です。ただし、その場合は普通、弟が「渡部さんの弟」だと理解されます。

「渡部さんは弟に自転車を買ってくれました。」の場合は、弟が「私（文の語り手）の弟」だと理解されます。

mariko2019 · Answer

私は、全ての文章は合っていると考えます。

分かりやすくするために、名前を変えます。

渡部さんは弟に自転車を買ってあげました。
→渡部さんは（自分の）弟に自転車を買ってあげました。

田中さんは弟に自転車を買ってくれました。
→渡部さんが話している場面。田中さんは（渡部さんの）弟に自転車を買ってくれました。

田中さんは弟に本を貸してくれました。
→渡部さんが話している場面。田中さんは（渡部さんの）弟に本を貸してくれました。

田中さんは弟に取引先を紹介してくれました。
→渡部さんが話している場面。田中さんは（渡部さんの）弟に取引先を紹介してくれました。

～してあげる：自分が、誰かの為に何かをしたとき。自分の立場で言う言葉。上から下へ見下ろす感情・意味が入る。

～してくれる：誰かが、自分に、何かをしたとき。自分の立場で言う言葉。ありがたいという感情・意味が入る。

ご質問の２番目の文の、
「渡部さんは弟に自転車を買ってくれました」について。
「渡部さんは（自分の）弟に自転車を買ってくれました」と言う言いかたは、間違いです。

お役に立てれば幸いです。何かご質問があればご遠慮なくどうぞ。

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